ビジネス用途のブログやホームページをワードプレスで作る企業が増えてきました。
大企業だったらMovable Type、小さな会社だったらホームページビルダーがよく利用されていましたね。ただ、最近ではWordPressもコーポレートサイト向けなビジネス用途でのテンプレートが数多くあります。
欲しい機能があったらプラグインを使うことで簡単に構築できるようになってきています。プログラミング知識がない方でも素晴らしいビジネス向けのブログやホームページが作れますね。
今回は
「ビジネス向けでおすすめなテーマはどれだ?」
と探している方へ、本記事では有料無料合わせて17個のテーマを紹介します。
ビジネス向けテーマ17選
ここではビジネスサイトにおすすめのテーマを無料のものから有料のものまでご紹介します。サイトを構築する上での1つの参考になれば幸いです。
ビジネス向け有料テーマ
有料テーマのメリットは何と言っても「時間短縮」ができることです。
無料テーマにはない機能やハイセンスなデザインが時間をかけずに作成できます。
ここでは、自社のオウンドメディアを作るため、ホームページを作るためなど、利用目的に応じたテーマを紹介しますね。
New Standard
Web集客コンサルティングで有名な株式会社ninoyaが制作したテーマ「New Standard」。
ホームページ制作向けのテーマです。
小規模な会社、これから起業する方、個人向けに作られたテーマで、過不足のない機能やデザイン設計になっています。
Web集客メインに展開している会社が制作したテーマなだけあって、「お問い合わせ」や「予約」をゴールとした設計がなされています。
ホームページと同時にコンテンツマーケティングも実施したいという方にはピッタリのテーマでしょう。
ご購入の際は10%割引になる下記のクーポンコードをご利用ください。
ご購入決済画面まで進むとクーポンコード入力欄がありますので、そちらに下記のコードを貼り付けて決済すると割引が受けられます。

開発元:株式会社ninoya
価格:9,980円〜
主な用途:ホームページ
Emanon Business
Web集客を目的とした有料テーマの「Emanon Business」。こちらもホームページ向けなテーマです。
テーマは無料版のEmanon Freeもありますが今回はより高機能な有料版を紹介します。
ビジネス向けのサイトになくてはならない機能が盛り込まれているのが特徴でランディングページや導入ページなどを簡単に作成できる便利な機能もついています。
ページの表示速度を設定することができる機能が付いているのも有料テーマならではで細部まで作り込まれているのがわかります。
スマホ画面で表示された時の操作性にも気を配って作られており、シェアボタンのレイアウトはユーザーが簡単にSNSにシェアできるように考えられています。
かなり万能なテーマで初心者にもおすすめです。

開発元:株式会社イノ・コード
価格:12,800円(税込)
主な用途: ホームページ
AFFINGER5(WING)
SEOに強いアフィリエイト向けテーマの「AFFINGER」。
ホームページ、オウンドメディアなど、どのような用途にも対応しています。
また、サイト運用が楽になる機能が満載です。
YouTube動画を背景にすることも可能でトップページもワンカラム化できます。
ランディングページが簡単に作成できるようになっていたり、トップ画面上部に企業の電話番号を簡単に設置できたりなど、活用用途はかなり幅広いです。
こちらのテーマにはマニュアルが付いてくるのですがコンテンツの作成方法やサイトを構築する上での各機能の大切さなどがしっかりと理解できるようになっているのも魅力です。
スマホでの表示に最適なAMP機能も標準で装備されている優秀なテーマです。

開発元:株式会社オンスピード
価格:14,800円(税込)
主な用途:ブログ、Webメディア
CRAZY WP
各業種に特化したテンプレートを提供している「CRAZY WP」。
テンプレートごとに細かいところまで違いを出していて、キャッチフレーズ通り、「各業種に特化したテンプレート」であることがわかります。
こちらも、HTMLやCSSでのカスタマイズを不要とする思想のもとに製品設計がなされているため、初心者には優しいテンプレートと言えるでしょう。
クラウドテンプレート
WordPressテーマを格安で提供しているサイト「クラウドテンプレート」。
現在は必須対応であるレスポンシブ対応しているテーマは249種類(2017年11月時点)、種類の多さも魅力的ですが価格も2,980円〜とかなりリーズナブルな料金体系になっています。
「Web制作会社も使えるWordPressテーマ」とあるように、Web制作会社とのコラボレーションも推進しています。予め出来上がったテンプレートをもとにカスタマイズを提供するサービスもありですね。
オーツービジネステーマ
ビジネス向け、コーポレートサイト向けのテーマを提供している「オーツービジネステーマ」。大企業から教育機関まで様々な分野で利用されているようです。
レスポンシブデザインのテーマは約270種類(2017年11月時点)あり、種類ごとにレイアウトは異なるものの、企業サイトに必要な要素はそろっています。
上のクラウドテンプレート同様、リーズナブルな料金体系となっています。
ビジネス向け無料テーマ
無料テーマでホームページを作成しようとしている初心者の方は日本製のテーマをおすすめします。
というのも外国のテーマは英語フォントでしか指定していないためです。日本語が表示されない訳ではないですが、ブラウザやOSによって見た目が変わってしまいます。
Lightning
シンプルでカスタマイズしやすい「Lightning」
ビジネスサイト向けに開発されたテーマで高い拡張性を持っている無料テーマです。こちらのテーマのために同時開発された多機能プラグインのExUnitを活用することによってITスキルのない方でも簡単にビジネスサイトを作成することができます。
会社の特徴などを伝えるのに便利なトップの3つ配置できるコンテンツエリアやCTA表示ができるのはビジネスサイトにとって非常に有利です。通常の投稿と固定ページ以外にもカスタム投稿も使えるのも魅力でトップページのレイアウトの自由度は非常に高い優秀なテーマと言えるでしょう。
OnePress
https://ja.wordpress.org/themes/onepress/
シンプルなカスタマイズ画面で操作しやすい「OnePress」
こちらのテーマは無料で利用できるテーマの中でもデフォルトの状態でのレイアウトのセンスの良さが際立っているテーマでそのままの状態で使用してもビジネスサイトとして最適な状態になっているのが魅力的です。
ワンカラムのレイアウトでの使用も可能で海外製のテーマですが翻訳されたカスタマイズ画面になっているので安心です。スクロールに合わせて動くアニメーション効果も素敵です。より高機能な有料版ではトップ画像に動画が設置できるなど魅力的なプランがよういされています。
当サイトではOne Pressの使い方を紹介していますので参考にしてみてください。
参考記事:【 OnePress 】無料のワードプレス・テーマOnePressの使い方
Zerif Lte
https://ja.wordpress.org/themes/zerif-lite/
リリースされてから長く支持され続け、現在も人気のテーマ「Zerif Lite」。
ダウンロードサイトを見て分かる通り、評価とダウンロード数がその人気度を物語っています。1カラムデザインの綺麗なホームページを作るための機能がそろっています。
トップページにお問い合わせ欄を作ることができますので、ランディングページとして活用することもできるでしょう。
機能、デザイン共に優秀なテーマです。
当サイトではZerif Liteの使い方を紹介していますので参考にしてみてください。
参考記事:【 Zerif Lite 】無料のワードプレス・テーマZerif Liteの使い方
AccessPress Lite
https://ja.wordpress.org/themes/accesspress-lite/
1カラムデザインでインパクトのあるテーマ「AccessPress Lite」。
画像や文字が大きく配置できるインパクトのあるデザインが印象的です。Webマガジンやギャラリーサイトを彷彿させるデザインは、書籍やアニメを扱う会社のホームページと相性がよいでしょう。
また、このデザイン性を活かしてオウンドメディア制作にも活用できそうなテーマでもあります。
Xeory Extension
https://xeory.jp/template/xeory-extension/
コンテンツマーケティングの企業で有名なバズ部が作った「Xeory Extension」
レスポンシブデザインでサイトの表示も軽く予めカラーバリエーションが5パターン用意されているので、ビジネスサイトを迅速に作り上げたい方におすすめです。
デフォルトの状態でワンカラムレイアウトになっており、このテーマをベースにカスタマイズされたサイトが数多くあるのも人気のテーマであることが分かります。バズ部のサイト自体もこのテーマで作られており1つのカスタマイズ事例として参考にすることができます。
Business
https://modernthemes.net/wordpress-themes/business/
シンプルでモダンな無料テーマの「Business」
テーマの名前からしてビジネス向けのテーマということが分かりますが、デフォルトでの使用感も非常に良くレイアウトの最適化されています。
トップ画像スライダー効果も他のテーマと違う動きでおしゃれな印象を受けます。ビジネスサイトに最適なワンカラムデザインで企業やサービスの魅力を存分に宣伝できるテーマになっています。
こちらのテーマは海外製でカスタマイズ画面が英語表記なのが難点ですが、そのデメリットを帳消しにするくらいセンスの良いテーマでサイト名やコンテンツの表記に英語を用いることが多い方は、このテーマを使うことによってクールなサイトにすることができるでしょう。
Attitude
https://ja.wordpress.org/themes/attitude/
ビジネス向けテーマで人気のAttitude(アティテュード)。爽やかで清潔感のあるデザインがポイントです。ホームページに適したレイアウトやテーマオプション(テーマ独自の機能)が整っているので、ビジネス向けサイトが制作しやすいテンプレートの1つです。
ソーシャル機能も付いていて、欲しい!と思える機能は一通り揃っているテーマです。
テンプレートキング ベーシックデザイン 会社案内系 ブルー(C01)
https://www.templateking.jp/wordpress/website/fsv002wpbasicc01.html
無料でテンプレートが利用できるテンプレートキングから「ベーシックデザイン 会社案内系 ブルー(C01)」をチョイスしました。
コーポレートサイトに最適なベーシックなデザインで、ロゴ変更機能や電話番号欄も予め用意されています。もちろんレスポンシブデザイン対応済み。スタンダードなホームページが素早く構築できるテーマです。
無料ホームページテンプレート.com テーマNo.021
シンプルですっきりした、且つ違和感の無いデザインの「テーマNo021」。こちらは無料のテンプレートを提供する無料ホームページテンプレート.comのサイトからダウンロードできます。
トップページはヘッダー画像の他に3つの写真を掲載することができ、訪問者に自社の内容をわかりやすくアピールすることができます。
スタンダードなホームページに最適なテンプレートの1つです。
無料ホームページテンプレート.com テーマNo075
こちらも無料ホームページテンプレート.comが提供するテンプレート。
企業サイトはもちろんのこと、歯科医院、診療所、クリニックなどの医療系ホームページに適した、清潔感のあるデザインが印象的なテンプレートです。
レスポンシブデザイン対応済み、ロゴ変更機能など基本的な機能も揃っています。
無料テーマについてもっと見たいという方はワードプレスおすすめ無料テンプレート20選とメリットデメリットをご参照ください。
WSC 10days
https://www.studiobrain.net/11269
シンプルなデザインの「WSC 10days」。テーマ自体はシンプルですが、30以上あるサポートプラグインを使うことで充実したホームページを作成することができます。
テーマ構築マニュアルである書籍を見ながら実施するとスムーズな作成ができます。
また、スマートフォン対応するには別途子テーマのインストールが必要です。
ワードプレスのビジネスサイト構築例
ここでは実際にワードプレスを活用している有名企業のサイトを紹介します。
有名な企業のワードプレスの活用事例は非常に参考になりますので、是非どのようなレイアウトになっているのか詳細をチェックしてみてください。
価格コム
皆さんご存知の価格コムのホームページはワードプレスを使って構築されています。テーマはもちろん価格コムのオリジナルのものですがシンプルなレイアウトは無料のテーマでも近いところまで再現できる部分もあり参考サイトとして非常におすすめです。
見やすいレイアウトでヘッダー、サイドバー、フッターにメニューを設置することでユーザーフレンドリーなサイトになっています。軽い動作でストレスを感じさせない点も優れています。
ヤマサ醤油株式会社
大人気の醤油メーカーであるヤマサもワードプレスでサイトを構築している有名企業の1つでカラフルな配色ながら統一感があり参考になります。
サムネイル画像のクオリティも流石と思わせるものが多くトップメニューにカーソルを合わせると機敏な動作で表示されるサブメニューも魅力的です。
各商品にカーソルを合わせるとさり気なく拡大されるアニメーションもセンスの良さを感じます。カラフルな配色なのにしつこさを感じさせないのはしっかりとした配色の知識を持って制作されていることが分かり参考になりますね。
gloops
ソーシャルゲームの開発を手がける企業であるgloopsの企業サイトはIT企業のホームページだけあって先進的なイメージのサイトレイアウトがユニークでインパクトのある魅力的なサイトになっています。
トップ画面には動画を配置し、目まぐるしく変わる光景に目が奪われます。画面したには新着情報も絶えず流れるようになっているのも特徴的でワンカラムレイアウトで大きな画像を使いながら企業のメッセージを表現しているのが非常に参考になります。
松屋フーズ
https://www.matsuyafoods.co.jp/
牛丼でおなじみの松屋を展開する松屋フーズのホームページは全体を黄色基調に統一した自社メニューを紹介することを重点に置いたサイトになっています。
メニューの入れ替えは、HTMLサイトだとかなりの手間が発生することが予想されます。WordPressの場合は追加や削除が容易なので商品の入れ替わりがよくある飲食店や雑貨企業のホームページはWordPressと相性がよいと思います。
ビジネス向けテーマを選ぶときの注意点
ここではビジネスサイト向けのテーマを選ぶ際にチェックしておきたいポイントを紹介します。
デザイン性
ビジネスサイトとしてワードプレスを活用するならサイトのレイアウトがサイドバー付きの2カラムのみのテーマではなくワンカラムに対応したテーマを選択することをおすすめします。
トップに企業の顔となる大きな画像を設置できるテーマを選択するのもポイントです。シンプルなサイトを目指すのであれば2カラムで統一されたサイトでも良いでしょうが様々な情報を効果的に発信したい方にはやはりワンカラムレイアウトが使えるテーマが良いでしょう。
機能性
これからビジネスサイトを構築するならスマホでの閲覧を視野に入れるのは当然の流れで、レスポンシブに対応したテーマの導入は必須です。その他にも新着情報などを簡単に設定できるお知らせ機能などがあるとビジネスサイトを運営する上で非常に重宝します。
デフォルトでSNSのシェアボタンなどが付いていればビジネスモデルなどに共感を持ってくれた方が簡単にシェアすることもできますし、トップページに見やすい問い合わせボタンなどがあるのも重要です。
企業の魅力をアイコンやアニメーションなどで目立たせてくれる機能が付いていれば特別な知識がなくてもサイトを構築できるのでスムーズに作業を進めることができ運営も楽になります。
更新頻度
テーマが定期的に更新されているかもビジネス向けのサイトを構築するにあたって非常に重要なチェックポイントになります。
テーマ自体のアップデートがほとんどされていないようなものは定期的に行われるワードプレス自体のアップデートによるシステムの変更についていくことができず不具合の原因になりかねません。
大切な顧客情報を扱うようなサイトを構築する場合は特にしっかりとチェックしておきたいポイントです。
WordPressテーマをもっと見たい方は「抜群のコスパ!ワードプレスでおすすめの日本語有料テーマ18選」、「ワードプレスの1カラムで美しいテンプレート10選」もご参照ください。
ビジネス向けテーマのまとめ
ワードプレスのビジネス向けテーマについて特集しました。ビジネスの目的によっても使われるテーマは変わってきますが、大切なのは人に魅力を伝えるということですね。
サービスや製品を第三者に伝える上でもっとも大切な役目を持つWEBサイトは独自の色を出すためにもこだわりたいところです。自分達のビジネスがより多くの方により魅力的に伝わるようにするための手段として最適なテーマを選びたいですね。
試行錯誤を繰り返してイメージ通りのサイトができるように頑張りましょう。