ワードプレスのお問い合わせフォームについて
コーポレートサイトは必須の機能
ワードプレスでコーポレートサイトを制作する上で欠かすことのできない機能が「お問い合わせ」や「contact」などと記載されているメニュー「お問い合わせフォーム」
個人や企業など、サイトを運営している者に対して、顧客やユーザーが、魅力や交渉などを問い合わせる窓口的な役目を果たすのが「お問い合わせフォーム」です。
ユーザーが、ストレスを感じることなくスムーズにコンタクトや問い合わせができるフォームを用意することは、コーポレートサイトにとって非常に重要な要素でもあります。
デザイン性の良いコーポレートサイト向けテーマはワードプレスでビジネス向けなテーマの選び方とテンプレート20選と抜群のコスパ!ワードプレスでおすすめの日本語有料テーマ18選をご覧ください。
プラグインを利用するのがおすすめ
ワードプレスでお問い合わせフォームをサイトに実装する際はプラグインでサクッと実装するのがおすすめです。
フォーム自体はプログラミングの知識があれば、実装するのは難しいことではありませんが、フォーム内の見た目を変更する場合はフォームを作成することに特化したプラグインの方が作業効率が高いです。
途中でテーマを変更した場合などもプラグインをインストールして簡単な作業でフォームを設置できるのもメリットです。
お問い合わせフォーム以外の利用
ワードプレス専用の「問い合わせ」のために作られたお問い合わせフォームですが、アイデア次第では「セミナーの予約」や「商品の予約」「メンバー会員への入会希望」などにも活用できます。
プラグインには年齢や性別を入力するフォームが用意されているものもありますので、その機能をフル活用することで、問い合わせ以外にも活用することができます。
お問い合わせフォームおすすめプラグイン5選
Contact Form7
https://ja.wordpress.org/plugins/contact-form-7/
WordPressで「お問い合わせフォーム」のプラグインとして最もメジャーなプラグインと言えば「Contact Form7」
テーマによっては、はじめからセットで導入されていることもあります。カスタマイズ性が高いことも人気の理由の1つです。日本人が開発したことも国内の使用率が高い要因になっています。少々のHTMLスキルがあれば非常に多くの恩恵を受けることができるプラグインです。
インターネット上に数多くのContact Form7関連のカスタマイズ方法や設置事例が出ているので、やりたいことを簡単に見つけることができます。
Contact Form7の使い方はこの記事内に記載しています。
MW WP Form
https://ja.wordpress.org/plugins/mw-wp-form/
豊富なテンプレートとカスタマイズ性の高い高機能な国内産のプラグイン「MW WP Form」
公式マニュアルも無料で配布されているユーザーフレンドリーなプラグインです。
マニュアルURL:https://plugins.2inc.org/mw-wp-form/
入力された各情報が適切に記述されているか自動でチェックしてくれるバリデーション機能や、問い合わせの傾向やアンケートフォームに使用した際に蓄積されたデータをグラフ表示できる機能などがデフォルトで付いているのが魅力的です。
データベースに保存されたデータはCSV形式でダウンロードすることも可能なのも便利です。
Jetpack Contact Form
https://ja.wordpress.org/plugins/jetpack/
HTMLの知識のない方にもおすすめできるお問い合わせフォームプラグイン「Jetpack Contact Form」
直感的な作業で簡単にお問い合わせフォームが作成できる初心者に人気のプラグインです。
Jetpackは、セキュリティやサイトのトラフィック、バックアップ機能、SNSボタンの設置など、様々な便利機能がパックになっているので、お問い合わせフォーム以外にも初心者に優しいプラグインになっています。
Visual Form Builder
https://ja.wordpress.org/plugins/visual-form-builder/
海外のデベロッパーMatthew Muro氏が作成したプラグイン「Visual Form Builder」
ドラッグ&ドロップによって直感的なお問い合わせフォームの作成ができるのが特徴です。
海外製のプラグインのため、英語での操作になりますが、YouTubeに実際にお問い合わせフォームを設置しているマニュアル動画があるので、確認しながら作業を進めれば、問題なくフォームを追加することができます。初心者から知識のある人まで対応するカスタマイズ性の高さも魅力です。
動画マニュアル:https://www.youtube.com/watch?v=XznfnaS69CE
Googleフォーム
https://www.google.com/intl/ja_jp/forms/about/
プラグイン感覚でお問い合わせフォームを作成してWordPressに設置することのできる「Googleフォーム」
Googleのアカウントを持っている方なら、誰でも無料で利用することができます。Googleフォームの特徴は様々なフォームを作成できるところです。お問い合わせフォーム以外にも、イベント参加者の出席確認、投票、メールアドレス収集、小テスト作成など、柔軟な対応が可能です。
データのグラフ表示にも対応している他、プルダウンでの表示、画像、動画の追加機能などがあり、とても高機能です。
使い方もGoogle上に沢山の情報が出ているので安心して作業することができます。
Contact Form7の使い方
https://ja.wordpress.org/plugins/contact-form-7/
まずWordPress管理画面の「プラグイン」→「新規追加」の順で進みます。
プラグインを新規追加する画面が表示されますので、検索画面に「Contact Form7」と入力します。
Contact Form7が表示されますので、「今すぐインストール」をクリックします。
この時、Contact Form7に関連するプラグインが沢山出てきますので、違うContact Form7をインストールしないように注意してください。
インストールが完了すると「有効化」と表示されますので、こちらをクリックしてプラグインを有効化します。
プラグインの有効化が完了すると管理画面の左側に「お問い合わせ」の項目が追加されますので、こちらをクリックしてください。
コンタクトフォームを追加しますので「新規追加」をクリックします。
フォーム作成画面が表示されました。
オレンジ枠の項目が、このフォームのタイトル名になります。このタイトルはユーザーには表示されませんので、自分の好きなタイトル名を入力します。
青枠は各設定メニューの切り替えに使います。お問い合わせ項目を編集する「フォーム」受信アドレスなどの設定をする「メール」自動返信のメッセージの編集をする「メッセージ」カスタマイズに使う「その他の設定」があります。
緑枠はフォームに追加する項目のコードを1クリックで入力できる「タグ」です。任意で選択しましょう。
「メール」の設定画面です。
一番重要な項目は、問い合わせが合った時に受信するメールアドレスの設定です。
メール設定画面内の「送信先」に自分の受信可能なメールアドレスを入力します。
その他の項目は基本的にいじらないで大丈夫です。
「メール(2)」の設定画面です。
こちらには、ユーザーが問い合わせ内容を送信した際の自動返信での用途を推奨しています。
送信先には[your-email]を設定しましょう。
設定が完了したら「保存」をクリックします。
フォームのショートコードが表示されますので、こちらをコピーします。
次に「固定ページ」→「新規追加」をクリックします。
固定ページのタイトルはユーザーに表示されるタイトルなので「お問い合わせ」など分かりすいタイトルがおすすめです。
本文には、さきほどコピーしたショートコードを貼り付けます。
作業が完了したら「公開」をクリックして完了です。
今回の手順でフォームを作成した場合は、このような表示になります。
いたってシンプルなフォームですが、わかりやすくて良いですね。
ただ最近では画像やファイルを問い合わせの際に添付したい方も多いですので、ファイルを添付できる項目を追加しても良いかもしれません。
完成した固定ページをお使いのテーマのメニューなどに追加すれば、コーポレートサイトやビジネスに必携のお問い合わせフォームの完成です。設定ミスがあるかもしれないので何度かテストも実施してみましょう。
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まとめ
コーポレートサイトには必要不可欠なお問い合わせフォーム、プラグインを活用することにより、様々な活用方法ができます。コーポレートサイトの存在意義は「企業を知ってもらうこと」にあります。
企業を知ってもらう事による目的は「顧客と繋がること」ではないでしょうか?顧客と繋がり、サービスを購入してもらったり、商品を購入してもらったり、見積りを取ったり・・・
そんな時により明確でスムーズなお問い合わせフォームがあれば、顧客もストレスなく企業に対して問い合わせや申込みができるはずです。
「何が正解」という絶対的な形は企業方針によっても変わります。自分の企業に最適なお問い合わせフォームを試行錯誤してみてください。
あなたが運営するコーポレートサイトに「問い合わせ画面をもっとこうしてほしい。」とお問い合わせフォームから要望のメールが来たら、きっと「あぁ、このフォームを作っておいて良かった」ときっと思うはずです。
是非、お問い合わせフォームを作成して沢山の顧客と繋がってみてください!