はじめに
ワードプレスのメニュー「メディア」について解説していきます。
メディアはワードプレス内の画像に関する基本設定です。主に画像サイズの初期値を決めておく設定であると認識ください。
メディア
画像サイズ
「メディアファイルから画像を追加する際、以下でピクセル指定したサイズによって最大寸法が決定されます。」と書いてある通り、ワードプレスの記事に画像を追加する際に、下記で設定する画像サイズが選択できます。
- サムネイルのサイズ
- 中サイズ
- 大サイズ
- フルサイズ
この中で、”サムネイルのサイズ”、”中サイズ”、”大サイズ”のサイズがメディアの設定で指定ができます(フルサイズは実寸です)。
投稿するごとに画像サイズを指定していては面倒ですので、作業効率アップのための機能だと認識ください。
それでは、実際に動作を見ていきましょう。
ワードプレスの管理画面から「設定」をマウスオーバーし、「メディア」をクリックします。
”サムネイルのサイズ”、”中サイズ”、”大サイズ”をそれぞれ変更してみます。
”サムネイルのサイズ”を「150×150」=>「200×200」、”中サイズ”を「300×300」=>「500×500」、”大サイズ”を「1024×1024」=>「800×800」に変更して、「変更を保存」をクリックします。
テスト用の画像を用意します。
1200×1200の画像を用意しました。
ワードプレスの左メニューにある「メディア」をマウスオーバーし、「新規追加」をクリックします。
ファイルを選択をクリックして、先ほど用意した1200×1200の画像をアップロードします。
ワードプレスの左メニューから「投稿」をマウスオーバーし、「新規追加」をクリックします。
カーソルを本文に合わせ、入力ができる状態にします。
「メディアを追加」をクリックします。
先ほど追加した画像が表示されていますので、クリックすると右に詳細メニューが表示されます。
その下の「サイズ」をクリックすると先ほど設定した通りのサイズが表示されています。
今回は「中 – 500×500」を選択して、「投稿に挿入」をクリックします。
本文に500×500サイズの画像が追加できました。
さらに、「大サイズ – 800×800」を選択して追加してみましょう。
このように、設定したサイズ毎に画像を貼り付けることができます。
設定したサイズ毎に画像を追加できるということは、予めそのサイズの画像が用意されている、ということですよね。なのでメディアから新規画像をアップロードしたときに”サムネイルのサイズ”、”中サイズ”、”大サイズ”、”フルサイズ”の4種類の画像をワードプレスが自動で作成してくれているということです。
実際にアップロード時のサイズ以外の画像が作られているのか、念のため確認してみましょう。
テキストモードで本文を表示して、画像が格納されているURLをコピーします。
URLを貼り付けて表示してみると、実際に画像が表示されることが確認できました。
(下記は500×500の画像です。)
※ただし、フルサイズ以上のサイズの画像は生成されません。例えば、上記の設定で700×700の画像をアップロードした場合、700×700がフルサイズとなり、「大サイズ – 800×800」は生成されません。
ファイルアップロード
アップロードしたファイルを年月ベースのフォルダに整理
初期値はチェックが付いている状態です。
チェックが付いていると、画像はアップロードした年月に従って、その年月のフォルダに格納されます。例えば、2017年3月にアップロードしたら画像は下記のように格納されます。
http://○○○○.com/wp-content/uploads/2017/03/xxxx.jpg
チェックを付けない場合はuploads配下に格納されます。
http://○○○○.com/wp-content/uploads/xxxx.jpg
整理しやすいので、こちらのチェックは付けておいた方がよいです。
まとめ
- よく使う画像サイズを設定しておくと記事を書くときに便利
- 各画像サイズはワードプレスが自動生成してくれる