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日本語URLとSEOの関係|現在は効果薄め

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日本語URLはSEOに効果があるのか

インターネットはもともとアメリカ発祥で開発されたものでもあり、英語が基本の言語になっています。

しかし、URLには日本語も使用することができます。

例えば日本語版のwikipediaでも、項目ごとにページが作られ、そのURLには日本語が使われています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/野球

このようにURLを日本語にすることには、SEO的な効果があるのでしょうか。あるいは、日本語を使うと悪影響がでてしまうことはないのでしょうか。

その実態や注意点をご説明します。

結論から言うと、あまり効果は無い

日本語がURLやドメインに使われるようになったのは2001年ころですが、その当初はSEOの効果があるのではないかと言われたこともありました。

しかし現在では日本語URLがSEOに好影響を与えるという説は否定されています。

結論としては、SEOの効果は基本的にはありません。

Googleが公式に発表した内容によると、URLが日本語でも英語でも検索エンジンは特に区別していないとされています。

URLに日本語が含まれていても、英語のものと同じようにクロールし、内容を確認し、インデックスし、ランク付けされます。

これは日本語と英語以外の言語でも同様です。ヒンディー語などもURLに使用できますが、SEO的な効果は特にありません。

URLは単なる一意の文字列、いわゆるインターネット上の住所でしかないためです。SEOで問題とされるのはページのコンテンツなのです。

したがって、URLに日本語を使ったからといって、検索順位に直接影響が出るようなことはありません。

メリットは日本人にページ内容がわかりやすいこと

SEOの観点では、日本語をURLに使うことには特に意味はありません。

ただし、googleの検索結果などでURLが表示されるときにも、日本語が表示されるようになります。

日本語を母語とする人にとっては、日本語の方が目を引きやすく、一目で意味を理解することもできます。

そのページがどのような内容なのか、使う人にとってわかりやすいという点は、日本語をURLに使用するメリットと言えます。

ドメインに日本語が使われている場合には、◯◯ドットコム、などと覚えてもらいやすいものを使えるのもメリットです。

また、検索結果で目を引きやすく、URLからもページ内容が推測しやすいので、クリックされやすいだろうと考えることもできます。

クリック率が高ければ検索順位にも良い影響を与えます。そのため、日本語をURLに使うことは、間接的にはSEO的に効果があると言うこともできます。

被リンクとして扱われない可能性もある

日本語をURLに使うことでメリットもあるのは上述の通りです。しかし、逆に良くない影響が出てしまうこともありえます。

それは、URL内の日本語がそのまま表示されない場合です。ブラウザやアプリによっては、URL内の日本語が英数字に変換されて表示されることがあります。

前出のwikipediaの例、

https://ja.wikipedia.org/wiki/野球

であれば、下のように表示されてしまいます。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E7%90%83

「野球」は2文字なのでこの長さですが、URL内の日本語が文章になっている場合には、非常に長いURLになってしまいます。

URLが非常に長い場合には自動的に短縮URLに置き換えるシステムやアプリも少なくありません。

SNSなどはほとんどが短縮URLを用います。元々の日本語を使ったURLが、英数字に変換され、さらに短縮URLに置き換えられる、という処理が行われるのです。

そして、いくつものシステムやサーバーを経由しているうちに、これらが正常に処理されないことがあります。

本来は日本語を使ったURLがリンクされたはずなのに、そのURLが被リンクとして扱われなくなってしまう可能性があるのです。

検索エンジンに評価されないので、SEOの観点では逆効果です。

日本語URLのデメリット

日本語をURLに使う際のデメリットのほとんどは、サーバーやアプリによっては英数字に変換されてしまうことに由来します。

日本語をそのまま使えない場合には、英数字に変換されてしまいます。

しかも、URL内の日本語は「%」が多用されたまったく意味をなさない文字列になってしまいます。

日本語ドメインの場合は、「xn--」で始まるものに変換されてしまいます。こちらも意味がわからない文字列になります。

意味の伝わらない文字列は怪しく見えるものです。「%」がたくさん入っているとても長いURLがリンクとして表示されていては、

クリックするのを躊躇する人もいるでしょう。メールアドレスにも日本語ドメインは使えません。

通常ならばメールアドレスの@マークの後ろはドメイン名なので会社名やサービス名などですが、そこが意味をなさない文字列になってしまいます。これもやはり怪しく見えてしまうでしょう。

また、日本語が表示できずに変換されてしまうだけならまだ良いのですが、サーバーによっては日本語ドメインがまったく使えないものもあります。

もう一つの日本語URLのデメリットは、日本語を理解する人にしかメリットにならないという点です。

日本国内で日本人をターゲットにしたWEBサイトならば問題ありませんが、海外のユーザーも想定しているなら注意が必要です。

日本語をURLに使うことには一定の効果もありますが、デメリットも考える必要があります。WEBサイトの内容や性格、ターゲットとする人をきちんと整理してから使用を検討すべきでしょう。

URLを日本語にする方法

URLに日本語を使うのは難しくはありませんが、設定が必要な部分もあります。

URLはページと一意につながっているものであり、一度設定したらあまり変更すべきではありません。

ページを作成してURLを設定したときから検索エンジンによる評価が始まりますので、URLを変更するとそれまでの評価が消えてしまうことがあるためです。

日本語をURLに使う際も、基本的なルールを決めてから運用を開始した方がいいでしょう。

ドメインを日本語にする方法

もともとドメインには英数字しか使えませんでしたが、2001年頃から日本語も使用できるようになりました。

現在では、多くのWEBサイトやサーバーも日本語ドメインに対応しており、英語と同じように取得できます。

まずは、お名前.com、ムームードメインといった代表的なドメイン取得サービスのWEBサイトで、ドメインにしたい日本語を検索してみましょう。

お名前.com | 公式サイト
ムームードメイン | 公式サイト

◯◯.com、◯○.netなど、英語と同じようにドメインの取得可能状況が表示されます。

取得したいドメインが見つかった後は、取得、設定、使用も英語のドメインと同様の手順です。

<h3>パーマリンクに日本語を入れる</h3>

パーマリンクとは、パーマネントリンクの略、動的に変更されることのないリンク、つまりURLという意味です。

WEBサイトのそれぞれのページが個別で持っているURLの最後の部分のことです。

htmlファイルでWEBサイトを構築する場合にはファイル名がパーマリンクにもなりましたが、ワードプレスなどのCMSを使う場合は記事作成時に設定します。

現在はほとんどのWEBサイトがCMSを使って作られるとも言える状況ですので、CMSでの設定方法を知っておいた方がいいでしょう。

ワードプレスの場合、新しい記事を作成するときにタイトルを入力すると、その記事のページのパーマリンクが作成されます。

このパーマリンクはWEBサイトの設定に従って決まるので、通し番号であったり、記事作成時の日付と時刻だったり、様々です。

ただし、記事公開前にパーマリンクも編集することができます。

パーマリンクの横に表示されている「編集」ボタンを押すと自由に文字を入力することができるようになります。

日本語も問題なく使えますので、記事内容を示すリンク名をつけましょう。

WordPressでパーマリンクに日本語を入れる方法

ワードプレスでは、記事作成時にいちいちパーマリンクを編集しなくても、記事のタイトルがそのままパーマリンクになるように設定しておけます。

記事のタイトルは内容を要約したものとなっているので、日本語URLとしてもパーマリンクとしても適しているはずです。

それをそのまま自動的にパーマリンクにできれば手間が省けます。

ワードプレスでは以下のように設定します。

管理画面のメニュー > 設定 > パーマリンク設定

と進みます。

パーマリンク設定

その画面内の「共通設定」という中から、「カスタム構造」を選択します。

そして、入力欄に「/%postname%/」と入力して「変更を保存」ボタンを押します。

カスタム構造 postname

もっともシンプルなパーマリンクに日本語を入れる設定方法は以上です。

これだけで、今後新しい記事を作成したときには、自動的にパーマリンクに日本語が入れられるようになります。

まとめ: 英語URLが無難

日本語URLのメリット、デメリットについて解説しました。

URLは共有拡散されることを想定して英語URLが無難ですね。