ワードプレスを複数インストールする方法3選+1

複数インストールイメージ

ワードプレスを活用している方の中で「複数のサイトが運営できればなぁ」と思っている方はいないでしょうか?

例えば、猫の専門サイトと犬の専門サイトなどをいくつものサイトを運営したい場合やテスト環境などを作りたい場合など複数のサイトを構築したいシチュエーションは出てくるものですね。

今回はそんな時に活用できるワードプレスを複数インストールする方法をいくつか紹介します。

比較的簡単に設定できるので是非、チャレンジしてみてください。

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サブドメインにインストールする

ここではサブドメインを使用してワードプレスをインストールする方法を解説します。
設定方法は、ご使用になっているレンタルサーバーによって変わりますが基本的な設定は大まかに以下の2つの設定になります。

  • サブドメインを作成する
  • ワードプレスを簡単インストールする

サブドメインを作成する

サブドメインの作成はレンタルサーバーの管理画面より行います。以下に主要レンタルサーバーの公式サイトより、サブドメインの作成方法の解説ページをまとめましたので、詳細はそちらから確認してサブドメインを作成してください。

ワードプレスをサブドメインにインストールする

次に作成したサブドメインにワードプレスをインストールしていきましょう。

こちらの方法もレンタルサーバーから「簡単インストール」を活用して必要情報を入力するだけでワードプレスのインストールができます。※レンタルサーバーによっては手動インストールが必要です。

基本的な作業の流れは初めてワードプレスをインストールした時と同じ操作ですので各レンタルサーバーの簡単インストール設定を確認してサブドメインにワードプレスをインストールしましょう。

以下に主要サーバーの公式サイトよりワードプレスのインストール方法の解説ページをまとめましたので、詳細はそちらから確認してください。

ワンポイントTips

サブドメインにインストールしたワードプレスをテストサイトとして使用したい場合は検索エンジンにサイトがインデックスされないようにしておくことをおすすめします。

メインのドメインのサイトと同じサイトを構築した場合、そのサイトが検索エンジンにインデックスされてしまうと似たようなサイトがあるということで検索エンジン側からの評価が下がりサイトの表示順位が下がる原因になってしまいます。

この問題を事前に解決するにはレンタルサーバー側でワードプレスをインストールする時に設定するか、ワードプレスの管理画面より行います。

ワードプレスの管理画面から「設定」→「表示設定」の順で進みます。

表示設定

「検索エンジンでの表示」で「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れます。チェックを入れたら「変更を保存」をクリックして設定完了です。

検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする

サブディレクトリにインストールする

ここではサブディレクトリにワードプレスをインストールする方法を解説します。サブディレクトリの作成はレンタルサーバー側で簡単にできます。

以下、ロリポップ!での設定方法を例に解説します。各レンタルサーバーでの設定方法も大体一緒ですので解説を参考にサブディレクトリを作成してみてください。

まずユーザーページにログインして「サイト作成ツール」から「WordPress簡単インストール」をクリックします。

WordPress簡単インストール

簡単インストールの画面が表示されます。

ここでワードプレスをインストールしたいドメインを選択します。選択が完了したらドメイン名の隣にある「入力は任意です」にサブディレクトリ名を入力します。

サブディレクトリ名を入力

サブディレクトリが入力できたら下の項目にある「WordPressの設定」を入力していきます。
もしもテストサイトとして使っていきたい場合は「プライバシー」の「検索エンジンによるサイトのインデックスを許可する」のチェックを外しておくことをおすすめします。

全ての入力が完了したら「入力内容確認」をクリックします。

入力内容確認

ワードプレスのインストール最終確認の画面が表示されます。ここでサブディレクトリが作成されていることが確認できます。

入力内容に間違いがなければ「インストール先のディレクトリに同じ名前のファイルがある場合は上書きされます。」にある「承諾する」にチェックを入れて「インストール」をクリックすれば設定は完了です。

インストールをクリック

レンタルサーバーによって簡単インストール、クイックインストールなど名前が異なっていますが、内容は同じです。

重要なポイントは「新規ワードプレスをインストール」する画面に進み、インストール設定の画面で「サブディレクトリを入力」してインストールを完了するということです。

サブドメインとサブディレクトリの違い

メインのアドレスが「http://example.com/」だった場合

サブドメイン「http://sub.example.com/」
サブディレクトリ「http://example.com/sub/」

となります。

この似たような機能はどのような違いがあるのでしょうか?

一般的にはメインのサイトに対してより詳細なコンテンツである場合にサブディレクトリが使われ、異なるテーマやコンテンツなどの場合にサブドメインになる傾向が強いです。

例えばブラウザでAmazonと検索した時に下画像のように各コンテンツが抜栓されて表示されます。Amazonの場合「販売」することを目的としたサイトであり、各コンテンツもメインのテーマに関連しているのでサブディレクトリが使われています。

サブディレクトリ Amazonの例

次にYahoo!を検索してみました。先ほどと同じように各コンテンツが抜栓されて表示されていますが、Yahoo!の場合は「ニュース」「メール」「オークション」など各コンテンツが独立したテーマを持ってることが分かります。この場合はサブドメインが使われています。

サブドメイン Yahoo!の例

このようにコンテンツの種類によってサブドメインかサブディレクトリを使い分けるのが一般的です。

メインのテーマが大きくなればなるほどサブドメインの使用頻度が高くなる傾向があります。

新規ドメインを購入してインストールする

サブドメインやサブディレクトリでワードプレスを無料でインストールすることはできますが、全く異なるテーマのサイトを作る場合は新規でドメインを購入してインストールすることをおすすめします。

サブドメインなどで運営することはもちろん可能ですがサイトとしての信頼性やメインのサイトとの関係性も微妙な感じになってしまいます。力を入れていきたいサイトやアフィリエイトなどで収益を得たい場合は必ず新規でドメインを取得しましょう。

ここで1つ注意点があります。

それは、ご使用になられているレンタルサーバーが「マルチドメインに対応しているか?」という注意点です。

マルチドメインとは独自に取得したドメインをレンタルサーバー側に複数設定できることを指し、主要レンタルサーバーでは標準的な機能になっていますが、無料のレンタルサーバーや機能が貧弱なサーバーでは未対応のものもありますので注意しましょう。

マルチドメインに対応していない場合は新規にドメインを購入しても設定できません。そんな時は、この機会に新しいサーバーをレンタルするのがベストです。

新規でレンタルサーバーを契約する場合は「XSERVER」 が非常におすすめです。

ワードプレスとの相性が良く、操作性も良いです。サーバーの安定性も他者と比べても高く快速制も保たれています。

上で注意点として書いたマルチドメインも無制限で設定可能なので、今後サイトを沢山運用していく可能性がある方は1つのXSERVERのアカウントで複数のサイトを管理することができるのでストレスを最小限に留めてサイト運営ができるでしょう。

ワードプレスの自動インストール機能も付いており、定期的に新規サーバーを契約した方に独自ドメインを無料でプレゼントしてくれるサービスも実施しているので、これからレンタルサーバーを契約する方は非常におすすめのサーバーになっています。

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マルチサイト機能を使う

ワードプレスの管理画面でサイトを追加することができるマルチサイト機能を活用してサブドメインやサブディレクトリにサイトを追加するという便利な方法もあります。

ここではマルチサイト機能の使い方を解説します。

マルチサイト機能を使えるようにするには「wp-config.php」と「.htaccess」というファイルを編集する必要があります。

これらのファイルはサーバー側に保存されていますのでFTPツールで事前にコピーしてバックアップを取っておきましょう。

尚、不具合の発生を防ぐためにプラグインは一旦全て停止しておいてください。

FTPツールでダウンロードした「wp-config.php」ファイルをテキストエディタで開きます。

下画像で黄色のマーカーが引かれた「/* 編集が必要なのはここまでです ! WordPress でブログをお楽しみください。 */」の上に以下のコードを入力します。

「define(‘WP_ALLOW_MULTISITE’, true);」

functions.phpを修正する

コードが入力できたらFTPツールで「wp-config.php」ファイルを上書きします。上書きが完了したらワードプレスの管理画面も更新しましょう。

ファイルの上書きが完了していればワードプレス管理画面の「ツール」の中に「サイトネットワークの設置」という項目が追加されていますので、こちらをクリックします。

サイトネットワークの設置をクリック

次に「WordPress サイトネットワークの作成」のページが表示されますので「サイトネットワーク名」と「サイトネットワーク管理者のメールアドレス」を確認して問題がなければ「インストール」をクリックします。

インストールをクリック

インストールが完了すると下画像のような指示が表示されますのでFTPツールでダウンロードした「wp-config.php」と「.htaccess」のファイルにそれぞれのコードを追記してください。

コードの入力が完了したら画面したに表示されている「ログイン」をクリックします。

ログインをクリック

一度ログアウトされ、再度ログインする画面が開きますのでログイン情報を入力して「ログイン」をクリックしてください。

ワードプレスログイン画面

ログインが完了しワードプレスの管理画面が表示されたらマルチサイトの設定は完了です。管理画面左上に「参加サイト」の項目が追加されていることが分かります。

「参加サイト」の表記を確認

サイトを追加してみる

まず管理画面より「サイトネットワーク管理」→「サイト」の順で進みます。

「サイト」をクリック

次に「新規追加」をクリックしてサイトを追加していきます。

新規追加をクリック

「サイトを追加」の画面が表示されました。デフォルトの状態ではサブドメインでサイトを追加する設定になっています。サブドメインでサイトを追加したい場合は、ここに入力して「サイトを追加」をクリックします。

「サイトを追加」をクリック

サブディレクトリでサイトを追加したい方は「wp-config.php」を編集する必要があります。

先ほど追記した記述の中に「define(‘SUBDOMAIN_INSTALL’, true);」という項目があります。この項目を「define(‘SUBDOMAIN_INSTALL’, false);」に変更します。具体的な変更箇所は「true」の部分が「false」に変わっています。

変更が完了したら再度「wp-config.php」をFTPツールで上書きします。

wp-configを修正する

上書きが完了したらワードプレスを更新しましょう。

作業が完了していれば下画像のようにサブディレクトリの入力画面に切り替わっています。
ここで必要な情報を入力して「サイトを追加」をクリックします。

ちなみに「page, comments, blog, files, feed」は使用できませんので注意してください。

サイトを追加

これでサイトの追加は完了しました。

管理画面左上の「参加サイト」にカーソルを合わせると新規サイトが追加されていることが分かります。

新規サイトを確認

ここでダッシュボードを表示させようとするとエラーで表示できない場合があります。
そんな時は管理画面から「設定」→「サイトネットワークの設置」をクリックします。

サイトネットワークの設置

ここで表示されている赤枠で囲んだ部分をコピーして「.htaccess」ファイルに追記します。
「.htaccess」内に記述されているコードを全て置き換えてください。
完了したら上書きして再度ダッシュボードクリックします。

.htaccessを置き換え

設定が問題なく完了していればダッシュボードが表示されます。

ダッシュボード

デフォルトの状態ではテーマが設定されていないので「サイトを表示」をクリックしてもエラーが表示されます。

ダッシュボードが表示されたらまずテーマの設定をしておきましょう。

テーマカスタマイズ画面

サイトが問題なく表示されたら設定は完了です。メインのサイトのプラグインを再度有効にして終了です。

複数インストールのまとめ

ワードプレスを複数インストールする方法を解説しました。

目的に応じていくつかの設定方法が選択できるのは非常に便利な機能ですね。サブドメインとサブディレクトリの使い分けに関してはサイト運営者によっても異なる考え方がありますのであくまで参考にして自分の運営するサイトの場合、どちらを使ってコンテンツを分けるのが最適か考えて設定すると良いでしょう。

ワードプレスの便利なマルチサイト機能も活用しがいがありますね。複数のサイトを上手く使いこなして魅力的なサービスを作っていきましょう。

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