プラグインとは
プラグインを使うと、ワードプレスの機能を拡張したり機能を追加したりすることができます。
本来、自分でプログラミングして機能を開発する必要がありますが、ワードプレスの場合、プラグインを利用することで開発しなくても機能の拡張や追加をすることができます。
Webブラウザでもセキュリティーを強化したり、操作を簡単にしたりするプラグインなどがありますよね。ワードプレスでもプラグインを使うことで自分がやりたいことを簡単に実現できたりします。
プラグインはワードプレスの最大のメリットの1つです。
ただしデメリットもあります。自分自身にとって便利だと思い、プラグインを登録しすぎてしまうと、せっかく作ったサイトが重くなるという事態に陥ります。
ブラウザによっては1度見たWebサイトに履歴が残っていれば、2度目から早く表示されるブラウザもありますが、読み手のことも考えたWebサイト作りも大切です。
メリットとデメリットを比較して設計することは大事ですね。
下記から、プラグインで注意することや、プラグインの追加方法のご説明をさせていただきます。
プラグインで注意すること
古すぎるプラグイン
プラグインが古すぎると現行バージョンのワードプレスで動作しないことがあります。
世界的に利用者が多いWindowsでも、バージョンアップにより、古いWindowsで対応されていたグラフィックボードなどが使用できないということもあります。
また、フリーソフトやWebブラウザのプラグインも同じです。
ワードプレスでも、プラグインは登録されているのに動作しないというトラブルが起こることがあります。
プラグイン開発者側の更新作業が遅れているならまだよいのですが、そもそも開発を止めてしまった場合もありますので、古いプラグインは注意が必要です。
WordPress内検索にないプラグイン
ワードプレスのプラグイン追加画面に出てくるプラグインはwordpress.orgの審査に通過したプラグインです。逆に、インターネット上でのみ公開しているプラグインも存在します。
野良プラグインなどと呼ばれたりもしていますが、このプラグインはいくつかの問題があります。
1. 公式プラグインと同じ名前になってしまって使用できなくなり、公式が優先になってバージョンアップされます。その時、このプラグインは上書きされるため、プラグインの機能を果たさなくなります。
2. ワードプレスのアップデートと共に、プラグインもアップデートされるのが一番良いのですが、アップデートされないため、脆弱性が出ます。脆弱性が出てば、セキュリティーの問題により、Webサイトが攻撃される場合があります。
3. プラグイン自体が悪意のあるプログラムである可能性があります。
使用する場合は、信頼のおける配布者であるかどうかを確認しましょう。
有償バージョンの利用
有償バージョンがあるプラグインは安心感があります。
プラグインを制作して販売をするビジネスをしているということは、アップデート対応もしますし、バグやセキュリティの脆弱性が見つかったら更新もするため安心感があります。
とはいえ、完全無償で素晴らしいプラグインが沢山あるのも事実です。有償バージョンがある方が安心感がありますよ、という程度に留めておいて頂ければと思います。
プラグインの新規追加方法
ここからはプラグインの登録方法を簡単に解説していきたいと思います。
「ダッシュボード」画面の左のメニューから「プラグイン」をマウスオーバーし、「新規追加」をクリックします。
「プラグインを追加」という画面が出てきます。
今回はYoast SEOというプラグインを例に解説します。
「詳細情報」をクリックします。
プラグインの説明・更新履歴・スクリーンショット・レビューを見ることができます。
WordPressのバージョンに合わせて、更新されているか確認できますので見てください。
右上の「×」ボタンを押せば元の画面に戻ります。
「今すぐインストール」をクリックします。
Yoast SEOのインストールが完了しました。
「有効化」のボタンをクリックします。
これでプラグインの登録は完了です。
念のためプラグインが追加されたかを確認します。
「ダッシュボード」から右のメニューの「プラグイン」をマウスオーバーし、「インストール済みプラグイン」をクリックします。
Yoast SEOのプラグインが追加され動作しているのが確認できます。
まとめ
- プラグインでワードプレスの機能が拡張・追加できる
- プラグインをインストールしすぎると重くなる
- 古すぎるプラグインは動作しない可能性がある
- 野良プラグインは注意が必要
- 有償バージョンがあるプラグインは安心感がある