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ワードプレスのユーザー設定の使い方(登録・権限管理方法など)

はじめに

ワードプレスのメニュー「ユーザー」について解説していきます。

ユーザーではワードプレスにログインして何かしらの操作ができるユーザーIDとパスワードを発行するのが主な役割です。また、ワードプレス内での操作範囲(権限)を決めることができます。

ユーザー(新規追加)

ユーザーの新規追加を行う画面です。
ユーザーIDやパスワード、権限を設定することができます。

ユーザーをマウスオーバーし、新規追加をクリックします。

ユーザー新規追加を選択

新規追加画面が表示されますので、項目を順番に見ていきたいと思います。

ユーザー名

ユーザー名

ワードプレスにログインするときのログインIDです。
ユーザー名に利用できる文字は半角英数、ハイフン、アンダースコア、スペースなどが利用できます。全角文字は利用できません。
また、ユーザー登録後はユーザー名は変更できません。

メールアドレス

メールアドレス

ワードプレスからの通知を受けるメールアドレスです。
投稿記事にコメントがあったときなどにこちらのメールアドレスに通知が送信されます。

名

名前を入力する欄です。詳しくは別記事の「あなたのプロフィール」を参照いただきたいと思いますが、記事の投稿者表示名を”ユーザー名”、”名”、”姓”、”ニックネーム”などから選択することができます。そちらで選択するときに利用できます。また複数人でサイトを運営している場合は管理上、正式な名前を記載するような運用も想定されます。

姓

苗字を記入する欄です。上の”名”同様、「あなたのプロフィール」で記事の投稿者表示名で利用することができます。

ウェブサイト

ウェブサイト

ユーザーのウェブサイトURLを入力します。入力は任意です。

パスワード

パスワード

ワードプレスにログインするときのパスワードを指定します。
パスワードを表示をクリックするとパスワードが入力できます。
大文字・小文字・数字・記号を組み合わせて推測されないパスワードにしましょう。

ユーザーに通知を送信

ユーザーに通知を送信

チェックを付けるとユーザー登録時に上記で指定したメールアドレスにユーザー名とパスワードを通知することができます。

権限グループ

権限グループ

権限に応じて、ワードプレス内での操作範囲を決めることができます。
権限グループには下記の5つがあります。

  • 管理者
    ワードプレス内のすべての操作が可能です。
  • 編集者
    投稿や固定ページの操作が可能です。
  • 投稿者
    投稿やコメントの操作が可能です。
  • 寄稿者
    投稿記事の寄稿が可能です。
  • 購読者
    記事に対するコメントが可能です。

管理者

ワードプレスをインストールしたときに指定したユーザーは「管理者」です。ユーザー登録、テーマの変更、プラグインのインストール、共通設定など、ワードプレスの設定や管理が行えます。
利用できるメニューは以下の通りです(初期状態の場合)。

  • 投稿
  • メディア
  • リンク
  • 固定ページ
  • コメント
  • 外観
  • プラグイン
  • ユーザー
  • ツール(インポート、エクスポート)
  • 設定

編集者

投稿、固定ページメニューなどの作成するWEBサイトのコンテンツに関する設定が行えます。
テーマの変更やプラグインのインストールはできません。

  • 投稿
  • メディア
  • 固定ページ
  • コメント
  • プロフィール
  • ツール(インポート、エクスポートはできない)

投稿者

投稿に関するメニューのみ利用できます。

  • 投稿
  • メディア
  • コメント
  • プロフィール
  • ツール(インポート、エクスポートはできない)

寄稿者

投稿に関するメニューのみ利用できるのは投稿者と同じですが、記事の公開ができません。記事を作成したらレビュー待ちの状態になります。

  • 投稿(公開はできない)
  • コメント
  • プロフィール
  • ツール(インポート、エクスポートはできない)

購読者

コメントをユーザー登録したユーザーのみに限定している設定の場合に、購読者は公開サイトからコメントすることができます。

  • プロフィール
    ※公開されている記事のコメント欄からログインした場合は公開記事に遷移します。

権限グループの活用方法

複数人で運営している、または記事のライティングを外注している場合に権限グループが活用できます。

例えば、WEBサイト構築者は「管理者」、固定ページを含めてコンテンツ全体を管理する人には「編集者」、社内でライティングのみ担当している人には「投稿者」、外注ライターには「寄稿者」とすると組織的活動ができるのではないかと思います。

外注ライターから記事がアップされるとレビュー待ちの状態になります。そのあと、編集者権限者が検収をして公開する。といった流れができるかと思います。

まとめ

  • ユーザー登録時に「名」「姓」を入れておくと後々便利
  • パスワードは推測されない文字列を設定する
  • 運用に応じてユーザー毎に権限を決める