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ワードプレスカスタマイズ初心者におすすめなテンプレート10選

ワードプレスの優れている点と言えばそのカスタマイズのし易さがその1つ。

ただ、初心者の方にとっては動作がよくわからず難しいと感じてしまう場合も多いのではないでしょうか。

今回はそんなカスタマイズが簡単なワードプレスのテーマを紹介したいと思います。

ワードプレスのカスタマイズについて

ワードプレスをカスタマイズする方法は大きく2つに分けることができます。

1つはワードプレス管理画面「外観」→「カスタマイズ」より、ヘッダー、記事メニュー、フッターなどのカラーや外観をカスタマイズする方法。

もう1つは管理画面「外観」→「テーマ編集」よりPHPやCSSのファイルを編集して外観や設定をカスタマイズする方法です。

前者はプログラミングの知識がない人でも簡単にカスタマイズできるようになっていますが、テーマ事に決められた範囲でしかカスタマイズができません。

後者は知識があれば自由にカスタマイズが可能ですが、知識のない方には難解で頭を抱えるような作業になってしまいます。

このように一言にカスタマイズと言っても2つの異なる側面がワードプレスにはあります。はじめはワードプレス管理画面「外観」メニューにある「カスタマイズ」で設定していき、慣れてきたらPHPやCSSに徐々に触れていくという流れがおすすめです。

テーマカスタマイズ時に気をつけること

PHP、CSSに手を加える場合は事前に「子テーマ」を作成しましょう。

子テーマとは本家のシートを直接いじることなく編集を加えるためだけに作成するシートのことです。子テーマに追加コードを記述することで設定のオンオフをしたり外観の編集をすることができます。

ただしテーマによっては本家のファイルのコードを編集しないと反映されない場合もあるので、どのようなカスタマイズをするかによってと、そのテーマのデフォルトの設定で変わってきます。

例えば、2つのテーマがあり、どちらも記事サムネイルはデフォルトで正方形なのですが、あるテーマでは子テーマでCSSを追記するだけでサムネイルを長方形にすることができますが、あるテーマではindex.phpの特定のコードを事前に編集しなければ反映されなかったりと同じカスタマイズでもテーマによって方法が全く変わってくることを認識しておいてください。

これは同じテーマでもバージョンが違えば同じことが言えますので、インターネット上で情報を収集する際は自分のバージョンと同じ情報を参考にするようにしましょう。

そしてテーマを編集する時は事前にバックアップを取っておくようにしましょう。

特に初心者の方がテーマをいじる際は何をどういじったのか分からずにコピーしてきたコードを貼り付ける場合が多いですから、いつでも元の状態に復元できるようにバックアップを取っておきましょう。

一番シンプルなバックアップの取り方は、編集する前のコードを全てコピーして保存しておくことです。メモ帳などに貼り付けて保存しておけば万が一、不具合が起きた場合に元の状態のコードを上書きするだけで復元できるので便利です。

もしくはテンプレートファイルをFTPツールでダウンロードする方法などがあります。

手段はともかく、何かあったときに元に戻せる状態を作っておくのが大事です。

何か変更を加える前にバックアップを取る習慣を身につけておきましょう。

カスタマイズ初心者におすすめなテーマ10選

STINGER
http://wp-fun.com/

stinger

初心者にも取り掛かりやすいテーマとしておすすめなのが「STINGER」

非常にシンプルなテーマですがSEO対策の面では他のテーマよりも有利に経ちやすい特性を持った構造になっています。インターネット上にカスタマイズ事例が沢山あるのもメリットですね。

STINGERにはファンが多いので、こちらの無料テーマ土台にしてどこまでオリジナルなカスタマイズができるか挑戦している人も多く参考になるサイトが多くあるのもポイントです。

 

Simplicity
https://wp-simplicity.com/

simplicity

非常にシンプルながら必要な機能がデフォルトで実装されている「Simplicity」

日本人が作成したテーマで利用者も非常に多いため、カスタマイズ例も沢山あるので安心です。メジャーなレイアウトのブログサイトを運営したい場合などはこちらのテーマで問題ありません。無料ですが子テーマなども配布してくれているので、自分で作成する必要がないところも良心的です。

 

Xeory Base
https://wp-simplicity.com/

xeory-base

ワードプレスやメディア関連の情報発信しているバズ部が作成したブログサイトに特化したテーマ「Xeory Base」

ブログサイトのレイアウトに特化していることで目的がはっきりしているので初心者の方にもカスタマイズしやすいでしょう。無料テーマですがレスポンシブで日本語のマニュアルも充実しています。

何よりもバズ部自体がワードプレスの情報を沢山発信しているので、テーマと合わせて参考にすることでカスタマイズのヒントを沢山得ることができます。

 

Xeory Extension
https://xeory.jp/template/xeory-extension/

xeory-extension

バズ部のコーポレートサイトに特化した無料テーマが「Xeory Extension」

Xeory Baseがブログサイトに特化したデザインに対して、こちらはコーポレートサイトに特化しています。こテーマはデフォルトでコーポレートサイトとしてのレイアウトになっているので、形はあまり崩さずにカラーなどを変更することでメリットをより引き出せると思います。

カスタマイズ事例もバズ部や他のサイトも合わせて沢山出ているので安心です。

 

Gush
http://gush.naifix.com/

wordpress-theme-gush2

カスタマイズしやすいテーマとして人気なのが「Gush」

ベースは本当にシンプル、というか質素なくらいのイメージですが、それはカスタマイズを前提としたテーマだからなんです。本当にシンプルなテーマだからこそ「やりたいこと」を順に実装していくことができます。

初心者でも安心のカスタマイズ事例が沢山あります。シンプルなブログサイトでメニューの形などを自分らしくカスタマイズしたい方には最適のテーマです。

 

Zerif lite
https://ja.wordpress.org/themes/zerif-lite/

Zerif Lite

1カラムレイアウトが美しい「Zerif lite」

WooCommerceにも対応しているので、このサイトを使用してショッピングサイトを構築することも可能です。デフォルトでのスペックも高くコーポレートサイトやポートフォリオサイトなどに力を発揮します。

無料版と有料版があり、有料版にすることでより簡単により高機能な設定ができるようになります。海外製ということもありデフォルトの状態でもデザイン性が高いですね。

 

BizVektor
https://bizvektor.com/

無料でカスタマイズ性が高く拡張性にも優れている「BizVektor」

日本語のマニュアルもありカスタマイズ事例も沢山アップされています。こちらのテーマは拡張性が非常に高くテーマを自分でいじらなくてもプラグインという形でカスタマイズすることができるのが最大の特徴です。

専用のプラグインや子テーマなどは無料から有料のものまで幅広く揃っているのも魅力的です。初心者に優しいのはもちろんですが、拡張機能があることによって長く愛用することができるでしょう。

 

Principle
http://wp-principle.net/

prinsiple

日本人が作成した無料テーマ「Principle」

SEOに有利で初心者におすすめなテーマとして人気です。SNSボタンの配置、プロフィール欄の追加など、ブログサイトであると便利な機能がデフォルトで入っているので、余計なプラグインをインストールすることなく利用できます。

子テーマも配布してくれているのでCSSのカスタマイズも安心です。Google AdSenseなどの広告を簡単に挿入できるのもメリットですね。

 

MICATA
https://manualstinger.com/

MICATA

STINGERを作っている会社が作成している無料テーマ「MICATA」

コーポレートサイトのテンプレートとして無料で配布されているこちらのテンプレートはシンプルながら企業やお店のHPを作成する際に必要不可欠な機能を実装しています。

嬉しいのは有料版があることですね。有料版は一気に多機能になり、ウィジェットでの直感的な操作や管理画面からの設定でテーマの外観を細かく設定することができます。

YouTubeを背景動画として設定する機能もあり、サイトの外観イメージを一気に室の高いものにすることができます。

 

Lightning
https://lightning.nagoya/ja/

Lightning

BizVektorを制作している会社が新たに作成した無料テーマ「Lightning」

ワードプレス公式テーマとしてリリースされたこちらのテーマはレスポンシブ、Bootstrapなどの機能はデフォルトで実装されており、最新のテーマという感じがあります。

尚且つ、無料のプラグイン「VK All in One Expansion Unit」をインストールすることでブログサイトやコーポレートサイトで必要な機能をほとんど全て手に入れることができるのも魅力的です。

有料の拡張プラグインを活用すれば美しい外観に簡単にカスタマイズすることも可能です。

また、ブログ系のテーマはカスタマイズしやすく、初心者にも優しい作りになっています。「抜群のコスパ!ワードプレスでおすすめの日本語有料テーマ18選」、「ワードプレスの1カラムで美しいテンプレート10選」も合わせてご参照ください。

カスタマイズ初心者向けのテーマまとめ

初心者にもおすすめのテンプレートを紹介しました。

はじめは無理せずに記事やコンテンツの作成に集中して外観はシンプルなものに保っておいて、コンテンツが増えてきた時に新しいテーマやカスタマイズのイメージを膨らませても良いですね。

ブログサイトでもコーポレートサイトでもポートフォリオでもなんでもそうですが、基本的に「こうでなければいけない」というルールはありません。ポートフォリオ専用テーマを使ってブログサイトを運営している方も沢山います。アイデア次第でワードプレスの活用方法や広がっていきます。

是非、ルールに縛られない発想も大切にしてくださいね!