WordPress・SEOの情報発信サイト

ワードプレスでできること総まとめ-ジャンル別7選

誰でも簡単にはじめられるブログサービスのワードプレス。

カスタマイズ性の高さと拡張性の高さは、他のどのCMSよりも抜き出ています。

どんなイメージでも形にすることができるワードプレスですが、その多機能さ故に「何をどうすればいいの?」とか「やりたいイメージはあるんだけど方法が分からない」なんて方も多いと思います。

今回はそんな方に向けてワードプレスでできることを総合的にまとめてみました。高機能はワードプレスを快適に使うための説明書として参考になれば幸いです。

ワードプレスとは

ワードプレスは誰でも無料で利用することができるオープンソース型のブログサービスです。

拡張性を高めるプラグインやサイトの外観をカスタマイズするテーマと呼ばれるテンプレートが無料のものから有料のものまで幅広く配布されているので、どんな形のサイトでも効率的に作成することができます。

オープンソース型のサービスなので世界中のユーザーが便利な機能を持ったテーマやプラグインを開発でき、日々便利な機能が追加されています。

インターネット上には、ワードプレスの導入方法やカスタム事例などの情報が沢山出ていますので、無料で正しい知識を身につけることも簡単にできるのがメリットです。

それでは、次からワードプレスでできることを順番に見ていきましょう!

できることその1 – ブログ

ワードプレスは元々ブログ管理ソフトウェアとして作られました。

ですので現在でも一般的なブログサイトに適したレイアウトのテーマやプラグインが沢山あります。

ここでは無料で利用できるブログサイト向けのテーマを紹介します。

 

Xeory Base

https://xeory.jp/template/xeory-base/

xeory base

ブログサイトのレイアウトで人気のテーマ「Xeory Base」

こちらのテーマはワードプレスの情報発信もしている「バズ部」から配布されているブログ向けのテーマです。

無料で利用することができ、日本語でマニュアルもあるので設定も安心です。SNSのシェアボタンがデフォルトでついているのもポイントです。

もちろんレスポンシブデザインですので、サイトを表示するデバイスによって最適な表示をしてくれるのも、このテーマを使うメリットですね。

非常に使いやすいシンプルなテーマです。

 

Twenty Fifteen

https://ja.wordpress.org/themes/twentyfifteen/

TwentyFifteen

シンプルなデザインが好印象なワードプレスの公式テーマ「Twenty Fifteen」

ワードプレスの公式テーマなので信頼感があり安定して使うことのできる無料テーマです。無駄なものが一切ない2カラムのデザインはブログサイト向けと言えます。

こちらのテーマもレスポンシブデザインなのでデバイスによって自動で表示を最適化してくれます。センスの良いレイアウトで読者の立場から見ても読みやすくストレスのないテーマと言えるでしょう。

テーマのカスタマイズ事例がインターネット上に沢山アップされているのもポイントです。

できることその2 – ホームページ

ワードプレスを使えば、個人や企業のホームページを作成することも簡単にできます。

レイアウトも自由自在で1カラムデザインのものから動きのあるアニメーションが効いているサイトなども構築可能です。

昨今ではワードプレスでHPを作成することは非常にメジャーなことになりました。プラグインやテーマのデザインは実に豊富ですので、HPを作成する前にどういったサイトを作成したいのかを具体的に決めておくことが大切です。

 

BizVektor

https://bizvektor.com/

BizBektor

無料で利用できるHP向けのテーマ「BizVektor」
企業サイトの構築に非常に向いているテーマで、拡張性の高いところが最大の魅力です。

このテーマ専用に作られている無料〜有料のプラグインが多数あり、それらを活用することで誰でも簡単にイメージに近いサイトに仕上げることができます。

自分の欲しい機能をプラグインという形でピンポイントでインストールすることができるので、有料のものでも比較的、低価格で導入することができます。

同じテーマを長く愛用していきたい方には非常におすすめのテーマです。

 

Xeory Extension

https://xeory.jp/template/xeory-extension/

Xeory Extension

ブログサイト向けテーマでも取り上げたXeoryのHP向けテーマが「Xeory Extension」

1カラムデザインでデフォルトの状態でかなり使いやすいレイアウトになっています。このテーマを使って作成された企業や個人のサイトは実に多いです。使用者の数が信頼度や安定度を物語っていますね。

もちろんレスポンシブデザインです。カスタマイズ性も非常に高く、インターネット上にはこのテーマをベースにしたカスタマイズ事例が沢山アップされています。

5種類のカラーバリエーションが予め設定されているのも嬉しいポイントですね。無料で利用できるテーマとしてはかなり優秀で使いやすいと思います。

できることその3 – ネットショップ

ワードプレスを活用すればネットショップも簡単に作成することもできます。

通常ネットショップを業者に頼んで作成してもらうとなると非常に高額な制作費用が発生しますがワードプレスを活用することで本格的なサイトを非常に低価格で作成することができます。

ワードプレスでネットショップを作成した場合にかかる費用は主にクレジットカードなどの決済機能に関するものでネットショップのテーマ自体は無料のものがほとんどです。

費用を控えながら、おしゃれなネットショップを構築したい方におすすめです。

 

WooCommerce

https://ja.wordpress.org/plugins/woocommerce/

WooCommerce

ワードプレスでネットショップする際に利用されることの多い「WooCommerce」

世界中のユーザーが、このプラグインを利用してネットショップを運営していることからも利用のしやすさや拡張性の高さが分かりますね。

決済システムが非常に充実しているので本格的なネットショップを構築することができます。このプラグイン専用に沢山のネットショップ向けのテーマが配布されているのもメリットです。

 

Storefront

https://woocommerce.com/storefront/

Storefront

動きのあるデザインが特徴的な「Storefront」

こちらのテーマは「WooCommerce」とセットで使うことを前提に作られているので、プラグインを活用することによって簡単にネットショップを作成することができます。

ネットショップに必要なものは全て揃っているのが嬉しいです。作り方に関する疑問もインターネット上に情報が沢山アップされているので安心です。

ネットショップで重要なセキュリティの管理もWooCommerceなら信頼度が高いので安心です。商品画像にカーソルを合わせると拡大表示になったりするのも嬉しいポイントですね。

 

Fukasawa

Fukasawa

Fukasawa

シンプルデザインで使い勝手が良い「Fukasawa」

白とグレーを基調にしたシンプルなデザインは商品を目立たせてくれるテーマとして人気です。おしゃれな雑貨やインテリアのネットショップには非常におすすめです。

ミニマルなデザインは分かりやすく無駄なものがないので、はじめてサイトに訪れた方でもストレスなく購入画面に進むことができるでしょう。

決済システムを別で導入する必要がありますので、目的に合わせたサービスを導入すると良いでしょう。

できることその4 – メディアサイト

ニュース系のコンテンツやwebマガジンなどのメディアサイトの作成も専用のテーマをインストールすることで簡単にできます。

予め自分の運営したいサイトイメージに近いレイアウトのテーマを選択することで効率的にサイトを構築することができます。

ニュース系サイトは、その特性上、バズる可能性が高めるために読者にとって直感的に読み進められるようなレイアウトにするのがポイントです。

 

Magazine News

https://ja.wordpress.org/themes/magazine-news/

Magazine News

現代的なレスポンシブデザインのメディアサイト向けテーマ「Magazine News」

メディアサイトに特化して作られているテーマで海外のテーマですが日本語で利用できます。スクロールした時に各コンテンツが「ここを見て!」と言わんばかりにアニメーションするのがユニークです。

より高機能なカスタマイズができる有料版が用意されているのも嬉しいポイントですね。ニュースサイトには非常におすすめのテーマです。

 

MH Magazine lite

https://wordpress.org/themes/mh-magazine-lite/

MH Magazine lite

分かりやすいレイアウトが好印象な「MH Magazine lite」

カテゴリー別で記事を表示させることができ、トップ画像には新着記事などを任意で設定できるので読者にとって非常に分かりやすく利用しやすいテーマと言えるでしょう。

こちらのテーマもより高機能な有料版が用意されているのが嬉しいポイントですね。テーマはもちろんレスポンシブでSEO対策もできているのでコンテンツの作成に集中することができます。

できることその5 – ソーシャルサイト

ワードプレスを活用することによってSNSのようなサイトを構築することもできます。

会員サイトなどを作ることによって、価値の高いコンテンツを特定のコミュニティで共有するようなサイトを作りたい方には非常におすすめです。

有料会員のみが閲覧できるサイトなどを作ることで、より高い価値を提供できるようになりますね。

 

BuddyPress

https://ja.wordpress.org/plugins/buddypress/

BuddyPress

ワードプレスでSNSを構築する際に便利に活用できるプラグインが「BuddyPress」

マイページの作成、ユーザー同士のフォロー、ダイレクトメッセージ、タイムライン、ユーザーグループの設定など、SNSに必要な機能が詰まっているので、プラグインをインストールすることでスムーズにサービスを作成できます。

BuddyPressには機能を追加できるプラグインも用意されていますので、他SNSとの連携や写真、動画のアップ機能などを簡単に導入することができます。

通常のSNSサイトはもちろんですが、ブログのコミュニティサイトを作ることもできますので、読者の方々とより親密にコミュニケーションを取る場を作ったり、商品の疑問を解決するサポートサイトのような使い方もできます。

できることその6 – 写真サイト

ワードプレスは複数の写真を魅力的に魅せるサイトや自身の実績を載せるためのポートフォリオを作るのにも向いています。

テーマによって写真の表示の仕方が変わるので、自分の好みのテーマをみつけられるかが1つのポイントです。

ここでは写真などをダウンロード販売したい時に便利なプラグインも紹介していますので、是非参考にしてみてください。

 

Portfolio

https://modernthemes.net/wordpress-themes/portfolio/

Portfolio

ポートフォリオ専用に作られたテーマの「Portfolio」

画像にカーソルを合わせた時のアニメーションや各画像が異なるサイズで表示されるのもポートフォリオに向いています。

単純に画像を羅列するのではなく、サイズなどを変えることによってユーザーがより興味を持つようなレイアウトにすることができます。PCでもスマホでもセンス良く表示されるのが特徴です。

 

RokoPhoto

https://themeisle.com/themes/rokophoto/?ref=5257

RokoPhoto

画面いっぱいに画像を表示できるのが面白い「RokoPhoto」

このテーマを使うことによって自分の作品を画面いっぱいで表示できるようになります。インパクトのあるサイトを作りたい方やユーザーに写真1枚1枚に集中してほしい方には非常に最適なテーマとなっていいます。

カメラマンのポートフォリオにおすすめです。もちろん複数の画像を表示することも可能ですので、様々な目的のサイトにフィットするテーマとしておすすめです。

 

Easy Digital Downloads

https://ja.wordpress.org/plugins/easy-digital-downloads/

Easy Digital Downloads

メディアを販売する際に非常に便利なプラグインなのが「Easy Digital Downloads」

このプラグインを使うと音源や電子書籍、情報商材、画像などをワードプレス上で簡単に販売できるようになります。決済に関しては標準でPayPalが利用できるようになっています。

通常のクレジットカード決済に対応したい場合は他のサービスと連携させることでカード決済が可能になります。

ダウンロード販売に関する設定は非常にシンプルで簡単です。税金の設定などもワードプレスの管理画面から設定することができます。

自分の作成したメディア商品を販売する程度でしたら、こちらのプラグインで対応することができるでしょう。かなり高機能で使いやすいプラグインでおすすめです。

できることその7 – 予約サイト

最後に知らない方も多いと思いますが、ワードプレスでは宿泊施設に使われることの多い「予約サイト」すらプラグインで作成することができてしまうんです。

システムで予約状況を管理してくれるので、自分で管理するよりも確実で安心ですね。ユーザーの視点にたってみてもサイトの問い合わせフォームからではなく、予約するシステムが入っていた方が圧倒的に分かりやすいはず。

優秀なプラグインを2つ紹介します。

 

Pinpoint Booking System

https://wordpress.org/plugins/booking-system/

Pinpoint Booking System

「Pinpoint Booking System」は様々な予約に対応した万能なプラグインです。

PayPal決済やWooCommerceとの連携もできるので支払いに関してもスムーズに繋げることができるでしょう。

宿泊施設の予約には最適です。より高機能な設定が可能なPRO版も用意されているので、セキュリティなどを強化したい方などは有料版をおすすめします。

 

Appointment Booking and Online Scheduling Plugin

https://wordpress.org/plugins/meeting-scheduler-by-vcita/

Appointment Booking and Online Scheduling Plugin

「Appointment Booking and Online Scheduling Plugin」は予約だけではなく、サービスや料金の設定なども細かく設定できるのが特徴です。

予約方法に電話予約などが選択できるのも便利ですね。会議のスケジュールを管理するのも便利で会議室の予約などにも活用できます。スマホに対応しているのもポイントです。

ワードプレスでできることまとめ

ワードプレスを活用して様々なサイトを構築できることが理解できたと思います。

目的に合わせて、どんな形にもフィットするワードプレスは本当に魅力的なサービスですね。まずは「どんなサイト」を作りたいのかを明確にする必要があります。

サイトの目的によって選択するべきテーマも自ずと変わってくることが分かったと思います。頭の中にあるイメージをノートなどに書いてみるなどして、サイトのイメージを明確にしていくことが重要です。

イメージが明確になれば、あとはテーマとプラグインを選択すればOKです。ほとんど何でもできると言っていいワードプレスを活用して魅力的なサイトを構築していきましょう!