ワードプレスでブログ記事を公開していくと、もっと沢山の人に自分のブログを見てもらいたいと思うことがあるはずです。
価値のある情報を発信できていれば、その記事を読んだ読者は「この記事をシェアしたい」「誰かに教えてあげたい」と思ってくれるものです。
そんな読者の気持ちをより簡単にシェアできるようにするのが「シェアボタン」です。
非常に便利でブログサイト自体の価値もアップさせてくれるシェアボタンの設置方法や効果を解説します。
是非、参考にしてみてください。
シェアボタンの効果
スマートフォンを持っている人のほとんどが何かしらのSNSに登録しています。
FacebookやTwitter、LINEなどは誰もがアカウントを取得したことがあるのではないでしょうか。
現在、Facebookの国内のアクティブユーザーは2700万人もおり、そのユーザーのほとんどがTwitterやInstagramなど、複数のSNSを活用していると言われています。
そんな利用者人口の多いSNSに自分の書いた記事がシェアされたらどうなるでしょうか?少なくともシェアしてくれたユーザーの友達数名は記事を読んでくれることでしょう。
通常はユーザーがGoogleなどの検索エンジンを利用してブログサイトを見つけますが、SNSにシェアされた場合は広告費もなく、そのユーザーの周りに「この記事を読んだ方が良いよ」という非常にポジティブなイメージで拡散してもらえることになります。
信頼のおける友人などが紹介している記事があったら軽い気持ちでブログサイトのリンクをクリックする方も多いでしょう。
この先に多くの人が価値のある情報と判断してくれるような魅力的な記事が書けていれば、その記事は自然と広がっていきます。
時として、圧倒的なスピードでシェアされてものすごいアクセスを記録することがあります。
これを所謂「バズる」と言います。旬な情報や誰もが気になっている情報などをより早く分かりやすい記事として発信することでアクセスを集中させることができます。
1つの記事がSNSで沢山の人に拡散されれば、それだけで一躍有名サイトになるでしょう。ブログの運営者としても「〇〇万PV達成」という肩書を手に入れることができますね。
SNSボタンが無くても記事をシェアすることは可能ですが、見栄えの良いシェアボタンがあった方が読者もより簡単にシェアすることができるので、シェアされる確率を上げることができます。
ブログサイトで収益を上げていきたいと考えている方は、SNSのシェアボタンを設置することは必須の作業と言えるでしょう。
プラグイン4選
ここではワードプレスで簡単にシェアボタンを設置することができるプラグインを紹介します。プラグインにはそれぞれ特徴がありますので、自分のサイトのデザインや方針に応じてインストールして槓子用してみてください。
全て無料で利用できますので、手軽にシェアボタンを設置したい方におすすめです。
WP Social Bookmarking Light
https://ja.wordpress.org/plugins/wp-social-bookmarking-light/
誰でも簡単にシェアボタンを設置することができる「WP Social Bookmarking Light」
シェアボタンを表示させる位置の選択や、SNSのメディアの選択も自由にできるので活用範囲は広いでしょう。有名なブログサイトでよく見るようなデザインのボタンなのでユーザーも
見慣れているので安心感があるでしょう。
どのメディアでどれくらいシェアされているのかを数値として表示できるのもポイントで、バズった記事などのシェア数などが表示されればサイトのイメージも質の高いものになるでしょう。
Simple Share Buttons Adder
https://wordpress.org/plugins/simple-share-buttons-adder/
プラグイン名通り、非常にシンプルなアイコンのシェアボタンが利用できる「Simple Share Buttons Adder」
シェアカウンターもついているのも嬉しいポイントです。シンプルなアイコンは8種類のデザインから選択することができます。どれもアイコンのみで、パッと見た時に何のSNSなのかがハッキリ分かるのがメリットです。
アイコンのバリエーションの中には単色でまとめられたデザインもあるので、シンプルな色使いのサイトにも違和感なく合わせることができるでしょう。設定画面より、自分で作成した画像に差し替えることができるのも便利です。
Sharebar
https://ja.wordpress.org/plugins/sharebar/
コンテンツの横にシェアボタンを表示できるプラグイン「Sharebar」
スクロールしても同じ位置で止まっていてくれるので、ユーザーが記事をシェアしたいと思った瞬間に、シェアボタンを探す必要がないのが最大の魅力です。
海外製のプラグインですが、インターネット上に使い方が沢山アップされているので安心です。任意で新しいボタンを追加することも可能なので、ほとんどのブログサイトにフィットするでしょう。
PCユーザーの読者が多いサイトにはおすすめのプラグインですね。
Share Buttons by AddThis
https://ja.wordpress.org/plugins/addthis/
シンプルで分かりやすいアイコンデザインの「Share Buttons by AddThis」
4種類のアイコンデザインから選択可能で、設定が簡単なのもメリットです。シェアボタンは記事の左右で固定表示させることも可能です。アイコンのデザインが綺麗なのでデザインに拘っているサイトなどにフィットするでしょう。
記事の位置は左右固定だけでなく上下に表示させることもできるので、シンプルなプラグインながら大事なところをしっかりと抑えているのが嬉しいですね。
サイトを追加することも可能でシェアカウンターもついています。
デフォルトでシェアボタンが付いているテーマ
ここでは初めからシェアボタンが実装されている便利なテーマを紹介します。
Xeory Base
バス部が制作した無料テーマ「Xeory Base」
記事の上段と下段にデフォルトでシェアボタンが設置されています。シェアボタンの位置は長年の経験からベストと考えられる場所に設置しているのだとか。カウント機能もついている優秀なテーマです。購読ボタンがついているのもポイントです。
Simplicity
シンプルで高機能な無料テーマ「Simplicity」
こちらのテーマもデフォルトでシェアボタンが実装されています。シェアボタンのデザインを選べるのも良いですね。ボタンの表示が遅くならないように工夫されているので、プラグインを導入した場合よりも表示速度が早いのが魅力です。
STINGER
カスタマイズ性の高いテーマで人気の「STINGER」
無料テーマの中でもSEOにも強いと言われており、シェアボタンも実装されています。ボタンは記事の最後に挿入されているタイプになっています。アフィリエイトサイトなどに非常におすすめのテーマです。カスタマイズ事例が沢山あるのもメリットですね。
Biz Vektor
多機能な無料テーマの「Biz Vektor」
コーポレートサイト向けのレイアウトのテーマですが、シェアボタンもついています。企業サイトで開発担当のブログ記事などにシェアボタンを活用するなどの使い方に向いています。ヘアーサロンなどのショップのHPにも最適なテーマです。
シェアボタンのまとめ
ブログサイトにとってもはや不可欠のシェアボタンの設置方法を解説しました。ワードプレスには便利なプラグイン機能がありますので、誰でも簡単にシェアボタンを実装することができますね。
シェアボタンは記事の邪魔にならないように設置するのが最大のポイントと言えるでしょう。モノクロのサイトでSNSのボタンだけがカラーだったら変ですよね。あくまでも読者が記事のシェアを簡単にすることができるのがシェアボタンの最大のメリットであり目的です。
そして何よりも記事の内容に気を使うこと。どんなにセンスの良いレイアウトでシェアボタンを設置しても、記事の内容が薄いものだったり、魅力のないものならシェアされることはありません。まずは価値のある記事を読みやすく作ることを大切に考えていきましょう。