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ワードプレスでテーマ変更するときに確認したい7つのポイント

テーマ変更イメージ

ワードプレスを利用して情報発信を積極的にしていれば必ずと言っていいほど訪れるのが「テーマの変更」です。

ほとんどの方が、はじめは無料のテーマをインストールしてCSSなどをカスタマイズして使っていたと思います。

ですが日々、積極的にワードプレスを更新していれば「もっとこうなればいいのにな」という欲が出てきます。そんな時に無料テーマをカスタマイズして理想の形を完璧に再現できる方は多くないでしょう。

そこまでの技術力がある方はテーマを自作することもできるでしょう。知識がそこまでなく、ただし理想のイメージが見えている方は有料のテーマなどを購入して外観を一新すると思います。

そんな時に過去の膨大なコンテンツや設定を無視してテーマを変更すると後々面倒になることが沢山あります。

今回はテーマを変更する際に事前に対応しておくべきポイントを紹介します。

テーマ変更前テンプレートファイルの情報を把握する

テンプレートファイル

まずheader.phpなどに直接書き込んだGoogle Analyticsのトラッキングコードなどを移行するためにリストアップしましょう。

事前にテーマに手を加える際にどこに手を加えたのかをメモとして残しておくとテーマを変更する際などに非常にスムーズに行動できるようになります。

投稿記事のAdSense広告などを表示するためにphpに直接コードを埋め込んでいませんか?

これらはテーマを変更するとなくなってしまうので、新しく設定することになります。コードをメモ帳などに貼り付けておきましょう。

テーマ変更前の状態のバックアップを取る

バックアップイメージ

テーマを変更する際は事前にバックアップを取っておくようにしましょう。

今までのテーマと大きくレイアウトなどが変わってくる場合などは記事の表示に不具合が出たりすることもありますので、最新の状態をバックアップして、万が一不具合が起きても復元できるようにしておきましょう。

バックアップの取り方はFTPツールでのバックアップでもワードプレス管理画面からでも大丈夫です。時間に余裕のある方はすFTPツール、管理画面など複数のバックアップを取っておくとより安全です。

テーマのアイキャッチ画像のサイズを確認する

サイズを確認イメージ

テーマを変更する際によくありがちなのがサムネイルのサイズがテーマ事に違うということです。

これはテーマを変更する目的になっている方も多いと思います。正方形のサムネイルよりも長方形のサムネイルの方が魅力的だったからテーマを変更する方などはサムネイル見た目を整える作業が必要です。

もしもサムネイル画像がトップページなどで見切れていても良いなら設定の変更などはしなくても大丈夫ですが、しっかりと見た目を整えたい場合は「regenerate-thumbnails」などのプラグインを活用して一括でサイズを変更してしまうと良いでしょう。

テーマ変更後はウィジェットの見直しをする

見直しイメージ

テーマに依存したウィジェットなどでサイトをカスタマイズしていた方はテーマを変更した時に再設定する必要が出てきます。

この設定はテーマによって設定を保持してくれるものもあれば相性が悪く、設定が無効になってしまう場合もあります。

サイドバーやトップページのカスタマイズにウィジェットを多用していた方は少々面倒ですが、何が引き継がれて、無効になったのかをしっかり確認しましょう。

テーマ変更後はメニューの設定をする

設定イメージ

トップページのヘッダー下のメニューやフッターに挿入していたメニューの表示はテーマを変更した時に再設定しなければなりません。

ドロップダウンメニューなどの階層化したメニューなどは設定が保持されていませんのでゼロから作り直す必要があります。

良い機会ですので、ここで不要なメニューは削除などしてしまうと良いでしょう。テーマをダウングレードする方は少ないと思いますが、もしもヘッダーメニューのドロップダウン表示に対応していないテーマに変更した方は自分で階層化できるようにCSSを編集する必要があります。

前テーマの独自機能に注意する

プログラミング開発イメージ

テーマを変更するということは、そのテーマ独自に設定できた機能を失ってしまうということです。

例えばランキング機能を持ったテーマを使用していて、ランキング機能を多用していた場合、その機能は無効になってしまうので、表示は崩れてしまいます。

自分で新たに全てを設定するのは非常に面倒な作業なので削除するかどうかといったところになってくるでしょう。

有料テーマには便利で魅力的な独自機能が沢山ありますが、これらはテーマを変更する際は失われてしまうことを覚えておきましょう。

同じテーマの進化したものなどなら機能を引き継げる場合もありますが、ほとんどの場合は独自機能を失ってしまいます。

独自機能の代替方法やなくなっても問題ないかを考えておきましょう。

テーマ変更実施前にテスト環境で試してみる

テストのイメージ

新しいテーマを利用する場合は、本番サイトと全く同じ状況のテスト環境を作って問題がないか確認してから本番サイトのテーマ更新をすることをおすすめします。

特にコンテンツの量が多い方は注意して不具合やバグを確認する必要があります。テーマの変更にともなってプラグインなどは正常に動いているかどうかなどをしっかりと確認するようにしましょう。

テスト環境はサブドメインを使って疑似サイトを構築してもいいですし、ローカル環境に構築しても大丈夫です。大切なのは事前にテーマの変更による不具合を確認することです。

テスト環境を持っていない方は今後のためにも作っておくと良いでしょう。

テーマ変更時のポイントまとめ

ワードプレスでテーマを変更するのって意外と確認しておかないと行けない所があるものなんです。

AdSense広告コードを移行せずにテーマを変更して運用していたら、いつまで経っても収益は発生することはありません。貴重な収益を無駄にしてしまう可能性もあるので、しっかり確認しましょう。

テーマは外観をガラッと変更できるものですが、その際は「移行しやすさ」を考慮しながらテーマを選ぶとスムーズに作業が進むのでおすすめです。